「外壁塗装をする予定だけど、塗料がよく分からない。」
「塗料のランクとか耐久性とかが分からない。」
などの悩みを持っていませんか?
この記事では、外壁塗装で使う塗料についてランクや耐久性などをご紹介します。
目次
ラジカル塗料
正式名称はラジカル制御型塗料ですが、縮めてラジカル塗料というのが一般的です。
ラジカル塗料には大きく分けて2つの種類があります。アクリル樹脂ベースのタイプと、シリコン樹脂ベースのタイプです。2012年に日本ペイント社が「パーフェクトトップ」という商品を販売したことから、一気に人気になりました。現在では、1番人気と言っても過言ではないくらい、多くの方が使用しています。
ラジカル塗料のメリット
ラジカル塗料のメリットを一言で表すなら、コスパ最強です。外壁にヒビが入るチョーキングがおこりにくい、防汚性、防カビ性が優れている、様々な下地と相性が良く塗りやすいなどと沢山のメリットがあります。それなのに、同じくらいの性能のフッ素塗料に比べ、1㎡あたりの価格は1,000円位安くなっています。
ラジカル塗料のデメリット
ラジカル塗料のデメリットは2つ。ラジカル塗料は白色顔料を主成分にしているので、黒などの濃い色に塗装できないこと。最近販売されたばかりの新しい塗料なので、どれくらい持つかがハッキリと分からないことです。
「黒などの濃い色に塗装したい!」「最近販売された塗料は何だか不安。」という人は、ラジカル塗料以外のものを選んだほうが良いでしょう。
セラミック塗料
砂や石、セラミックビーズという陶器製のビーズを配合したものが、セラミック塗料です。
セラミックという言葉には”焼いて固めたもの”という意味もあるので、陶器や焼き物という言葉として活用されるケースもあります。
「セラミックが配合された塗料です」と言われると、何か良いものを使っているのかと勘違いするでしょう。そのため、悪徳業者が利用して多額のお金を請求するケースもあるので、頭の片隅に入れておいてくださいね。
セラミック塗料のメリット
セラミック塗料のメリットを一言で表すなら、デザイン力が優れていることです。
石材調に仕上げたいなどの様々なニーズに対応できるので、変わったデザインに仕上げたい方におすすめです。他にも、熱や汚れが付きにくいというメリットもあるので、汚れや気温が高い地域に住んでいる方にもオススメです。
セラミック塗料のデメリット
セラミック塗料を使うことによって、ひび割れ(クラック)が起きやすくなったり、淡い濃い色に塗装できない伸ばしにくいなどのデメリットもあります。
しかし、ひび割れが起こることによって外壁のダメージに気が付きやすいというメリットもあります。
「淡い濃い色に塗装したい!」「伸ばしやすい塗料がいい!」などの希望がある方はセラミック塗料を使わないほうが良いと思いますが、それ以外の方は特に問題ないでしょう。
シリコン樹脂塗料
アクリル・シリコンを主成分にしているので、アクリルシリコン樹脂塗料が正式名称です。ですが、アクリルを抜いて”シリコン樹脂塗料”と呼ばれるのが一般的です。
価格や耐久年数などのバランスが良いので、外壁塗装でよく使われる塗料の1つです。
シリコン樹脂塗料のメリット
シリコン樹脂塗料を使うメリットを簡単に言うと、見た目も性能も良いことです。
光沢やツヤが出やすいのできれいな印象を与えます。熱に強く、耐水性なども優れているので、見た目や性能も良いことが分かるでしょう。
シリコン樹脂塗料のデメリット
シリコン樹脂塗料のデメリットは、価格が高くDIYには向かないことです。
アクリル・ウレタン樹脂塗料よりも価格が高く、扱いが難しいのでDIYには向きません。「とにかく安く済ませたい!」「DIYをしたい!」という方は、シリコン樹脂塗料を避けたほうが無難でしょう。
フッ素樹脂塗料
ビルや商業施設などの大きな建物でよく利用される塗料が、フッ素樹脂塗料です。
塗り替える頻度が低いほうが良い建物に採用されることもあり、非常に耐久性に優れていることが特徴です。
フッ素樹脂塗料のメリット
フッ素樹脂塗料を使うメリットを簡単に言うと、とにかく耐久性に優れていることです。
12年から15年ほど持つので、塗り替える頻度が少なくなります。他にも、塗装するとツヤが出るので、まるで新築に住んでいるような気持ちになれます。自宅に長年住む予定があれば、フッ素樹脂塗料を使うべきでしょう。
フッ素樹脂塗料のデメリット
フッ素樹脂塗料のデメリットは、価格が高いことです、耐久性には優れていますが、その分価格が高くなってしまいます。
長期的に見れば安く済みますが、まとまったお金を準備するのが辛いという方も多いでしょう。そのような方は、フッ素樹脂塗料を使うのを避けたほうが無難です。
無機塗料
鉱物やレンガ、ガラスなどの無機物を配合した塗料が無機塗料です。セラミックやケイ素などの無機物が、主成分の場合が一般的です。
無機物は紫外線で劣化しないので、半永久的な耐久性を持っています。しかし、無機物だけでは硬すぎて塗料が作れないので、少し有機物を混ぜたのが無機塗料です。
無機塗料のメリット
無機塗料のメリットを簡単に言うと、機能性が高いことです。劣化しづらい、不燃性がある、カビやコケが発生しにくいなどのメリットがあるので、機能性が高いと言っても過言ではないでしょう。
「とにかく機能性にこだわりたい!」という方にオススメできます。
無機塗料のデメリット
無機塗料を使用するデメリットは、職人の腕によって効果が変わってしまうことです。
無機塗料は機能性が良いので値段が張ってしまいます。値段が高い塗料は扱いが難しいと言われているので、職人の腕が悪いと効果があまり発揮されません。
そのため、無機塗料を使用したい場合は、レベルの高い職人にお願いしたほうが良いでしょう。
ウレタン樹脂塗料
ウレタンを主成分にした塗料が、ウレタン樹脂塗料です。木製の建物に使用されることが多い、塗料の1つでもあります。
一昔前までは人気だった塗料なので、バリエーションが豊富です。そのため、様々なニーズに対応できます。
ウレタン樹脂塗料のメリット
ウレタン樹脂塗料を使うメリットを簡単に言うと、価格が安く扱いやすいことです。
他の塗料よりも価格が500円から1000円ほど安く、初心者にも扱いやすいのでDIYにも最適です。
ウレタン樹脂塗料のデメリット
ウレタン樹脂塗料のデメリットは、耐久性が低いことです。
耐用年数が6~8年程度なので一般的な塗料よりも耐久性が低く、紫外線にも弱くなっています。そのため「外壁を長持ちさせたい!」という方は、避けたほうが無難でしょう。
アクリル樹脂塗料
アクリル樹脂塗料は、アクリルを主成分とした塗料です。
安価で購入でき、扱いやすく、カラーのバリエーションが豊富です。そのため、DIYを行う方から高い人気を誇っています。
アクリル樹脂塗料のメリット
アクリル樹脂塗料のメリットを簡単に言うと、DIYに向いていることです。
繰り返しになってしまいますが、安価で購入でき、扱いやすく、カラーのバリエーションが豊富です。そのため、「定期的に塗装し直したい!」という方にオススメできます。
アクリル樹脂塗料のデメリット
アクリル樹脂塗料のデメリットは、塗り替える頻度が高くなってしまうことです。
紫外線に弱く劣化が早い、ひび割れが起きやすいなどと耐久性が低いので、塗り替える頻度が頻度が高くなってしまいます。そのため「長持ちさせたい!」という方は避けたほうが無難でしょう。
まとめ
外壁塗装で良く使用される塗料をご紹介しました。いかがでしょうか。
この記事を参考にして、自分に合った塗料を選んでみてくださいね。
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